FX取引とクロスレート

投稿者: | 2018年11月6日

FX取引にご興味をお持ちの方は「ドルストレート」とか「クロス円」という言葉を聞いたた事がありませんか。FX取引は相対取引ですのでよくドル円とかユーロ円等と2つの通貨が併記されて表されていますよね。FX取引会社に口座を作ったとしてもこういった通貨ペアの意味は解説されていませんので知らない人は知らないままで終わってしまうかと思います。また特に知っていないとトレードが出来ない訳ではないのですが、知っておいた方がより有利かと思いますのでご紹介したいと思います。

・クロスレートの意味を知らないあなた

ドルを介していないユーロ円やポンド円などの通貨ペアのレートをクロスレートと呼びます。一見2つの通貨だけでレートが決まっている様に見えますが、外国為替市場では各通貨の基軸通貨(アメリカドル)に対するレートを介して掛け算や割り算されて決まっているのです。という事は例えばユーロ円のトレンドを分析する際にはユーロドルの傾向も見ておいた方が良い事になります。今回は分かりやすく具体的な例をもとにしてどの様にレートが計算されているか見てみましょう。

・ユーロ円の計算方法

例えばある時点のレートが下記の様になっていたとします。

ドル円(USD/JPY)・・・100円、ユーロドル(EUR/USD)=1.2ドル

ユーロ円=ドル円×ユーロドル=100×1.2=120円

という風に計算されるのです。

なので、3大通貨であるドル・ユーロ・円の強さのバランスを見た時に,例えばユーロがドル対して下落し、さらにドルが円に対して下落するとドル円(USD/JPY)とユーロドル(EUR/USD)の掛け算であるでユーロ円は大幅な下落を起こしてしまうのです。世界金融危機の時は円>ドル>ユーロの様な力関係になっておりましたので、実際にユーロ円は暴落しました。

実体経済の方でもヨーロッパの方に輸出の比率が大きかった日本企業は世界金融危機の前後でレートが1.5倍くらい変わってしまったので収益が少なくなってしまい業績が伸びませんでした。逆にヨーロッパの輸出企業はこのユーロ安で大幅に利益を伸ばし、その面だけを見ると債務危機を起こした国の企業の方が得をしたようになってしまい何とも不思議な感じですね。

この様に外国為替市場では基軸通貨であるアメリカドルを中心にレートが決められているという事を念頭に置いてトレンドを分析しましょう。特に自分が取引している通貨ペアがドルに対してどの様な値動きをしているかも大事だと言う事ですね。

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